海・山があり食の宝庫である田辺では、交通の良くない山間部にいては保存食として、また海辺の地域では素材を活かした料理として色々な郷土寿司をお楽しみいただけます。
さんま寿司
さんま寿司は、紀州を代表する食文化であり、田辺市でも、秋祭りやお正月には、なくてはならないご馳走の一つです。
晩秋から初冬にかけて紀伊半島沖を南下する"さんま"は、適度に脂が落ち、これが、さんま寿司の食文化を生みました。
交通網が、今日のように発達する以前は、山村地域の人々は、行商人が運んでくる さんまを買い込んで、さんま寿司として食しており、現在もその食文化は生きています。
鯖棒寿司
県内でサバがよく捕れる場所は、みなべ町や田辺市など。マサバとゴマサバが主に漁獲されます。焼く、煮る、すしなど食べ方もいろいろで、鯖棒寿司は、近海で捕れた脂の乗ったマサバをぜいたくに使用。肉厚のサバと煮込んだ昆布、すし飯の相性は抜群で、脂の乗った真鯖と、じっくり煮込んだ肉厚昆布の旨味が絶妙な味わいを作りあげています。
めはり寿司
塩漬けした高菜の葉をご飯で包んだ寿司で、食べるときに目を見張るほど大きく口を開くようなことから「めはり寿司」と言われています。
田辺では郷土の味として古くから親しまれています。
寿司取り扱いの協議会会員
会員名 | 住所 | 電話番号 |
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味の本陣 栄 | 田辺市高雄一丁目2-1 | 0739-25-1805 |
(有)銀ちろ | 田辺市湊12-39 | 0739-22-3960 |
熊野の里(株) | 田辺市文里1-30-19 | 0739-26-7500 |
宝来寿司 | 田辺市湊18-12 | 0739-22-0834 |
麺製品取り扱いの協議会会員
会員名 | 住所 | 電話番号 |
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(有)更科製麺 | 田辺市本町79-3 | 0739-22-0758 |